切らない鼻中隔延長は危険?溶ける糸のリスクと安全性に配慮した選択肢とは

切らない鼻中隔延長を検討している女性のイメージ

「鼻中隔延長」は鼻先を整えるのに効果的な整形手術の一つです。近年では、皮膚を切らずに行う「切らない鼻中隔延長」が注目を集めており、なかでも溶ける糸を使った手軽な方法が広まりつつあります。しかし、施術を検討するうえでは、見た目の変化だけでなく、安全性やリスクについても正しく理解しておくことが大切です。

実際のところ、切らない方法といっても、すべての施術がリスクゼロというわけではありません。特に溶ける糸による方法は手軽さが魅力である一方で、思わぬ副作用や仕上がりの不安定さにつながるケースもあるため、慎重な判断が求められます。

この記事では、そういった切らない鼻中隔延長のリスクについて詳しくご紹介していきます。安全に、そして切らずに鼻中隔延長する方法はあるのかについてもあわせて解説するので、是非最後までお読みください。

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切らない鼻中隔延長とは?

切らない鼻中隔延長の溶ける糸の刺入点の図解

鼻先の高さや角度、長さを整えたいと考える人のあいだで、「鼻中隔延長」は非常に関心の高い施術のひとつとなっています。近年ではメスを使わずに糸で行う「切らない鼻中隔延長」という新しい選択肢が登場し、ダウンタイムや傷跡の不安を軽減できる点から注目を集めています。

まずは、そもそも鼻中隔延長とはどういった施術なのか、そして従来の「切る」手術との違いについて理解を深めていきましょう。

切らない鼻中隔延長の詳細はこちら

鼻中隔延長とは

鼻尖形成と軟骨移植と肋軟骨の鼻中隔延長と鼻翼挙上と鼻孔縁挙上と小鼻縮小とプロテーゼを同時にした症例を横から見た写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

鼻中隔延長とは、鼻の中心にある鼻中隔軟骨を前方に延長し、鼻先の形状をコントロールする施術のことを指します。この手術では、主に耳介軟骨や鼻中隔軟骨などを移植して補強し、鼻先の高さを出したり、前方に突き出すような形にしたりといった変化を加えることができます。

鼻先が低い、短い、上を向いているといった悩みを抱えている場合に、鼻中隔延長を行うことで自然なバランスの整った印象に近づけることができます。また、軟骨でしっかりと土台を支えるため、時間が経っても鼻先が潰れたり沈んだりしにくいという特徴もあります。

特にアジア人は鼻中隔の軟骨量が少ない傾向があるため、ただ軟骨を乗せるだけでは理想の形になりにくい場合もあります。そういったケースでは、鼻中隔をしっかり延長して構造から整える必要があります。

切る鼻中隔延長と切らない鼻中隔延長の違い

オープン法とクローズ法の傷跡の比較

鼻中隔延長には大きく分けて「切る方法」と「切らない方法」があります。従来の切る方法では、鼻柱や鼻の付け根部分を切開して、内部の構造を目視しながら軟骨を操作します。視野が確保しやすく、細かな調整がしやすい反面、術後に傷跡が残る可能性があり、腫れや内出血が強く出やすい傾向があります。

それに対して、切らない鼻中隔延長では、皮膚表面に切開を加えることなく、鼻の穴の中から操作を行います。外からは手術の痕跡が見えにくいため、見た目への影響が少ない点がメリットで近年注目度が高まっています。

切らない鼻中隔延長の溶ける糸の刺入点の図解

ただし、「切らない」と言っても、すべての方法が同じように効果的というわけではありません。溶ける糸を使う方法は比較的手軽ですが、構造的な変化が小さく、持続力や仕上がりに不安が残るケースもあります。

選ぶ施術方法によって得られる結果やリスクが大きく異なるため、自分の希望に合ったアプローチを見極めることが重要になります。

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切らない鼻中隔延長は危険?溶ける糸のリスクとは?

切らない鼻中隔延長の溶ける糸のリスクについて説明する看護師

切らない鼻中隔延長という言葉を聞くと、メスを使わず気軽に鼻先の形を整えられるというイメージを持つ人が多いかもしれません。中でも、溶ける糸を使って鼻中隔を引き出す方法は、施術時間が短く、ダウンタイムも少ないとされているため、関心を集めています。

しかし、このような手軽さの裏には、知られていないリスクや制限が存在しています。ここでは、溶ける糸を使った切らない鼻中隔延長における代表的なリスクや副作用について詳しく解説していきます。

溶ける糸で行う施術のリスク・副作用

溶ける糸による鼻中隔延長は、体内で吸収される特殊な糸を使って鼻中隔を前方へと引き出す方法です。メスを使わずに行えるという手軽さがある反面、いくつかのリスクや副作用が報告されています。

まず懸念されるのが、糸による刺激や炎症によって腫れや赤みが生じることです。施術直後の一時的な反応であれば自然に治まることが多いものの、人によっては長引いたり、しこりのような違和感が残ることもあります。

また、糸が左右対称に配置されていなかった場合、鼻先にズレが生じて見た目に左右差が出る可能性があります。さらに、時間の経過とともに糸が緩んだり吸収されたりすることで、施術の効果が徐々に薄れていくというケースも少なくありません。

そのほか、稀ではあるものの、糸が皮膚の表面に近づきすぎて露出してしまう、あるいは感染を引き起こすといったトラブルも報告されています。特に細菌が入ってしまった場合は、追加の処置が必要になることもあります。

このように、糸を使う施術には見た目や仕上がりだけでなく、安全面においても注意すべき点がいくつか存在しています。

誰にでも適しているわけではない理由

溶ける糸による鼻中隔延長は、比較的軽度の変化を求める人や、短期的な改善を目指す人には向いている方法といえます。しかし、すべての人に適しているわけではありません。

特に注意が必要なのは、もともと鼻中隔軟骨が小さくて支えが弱いタイプの鼻です。このような場合、糸で引き出すだけでは軟骨が十分に安定せず、無理に糸を使っても鼻先がすぐに元に戻ってしまったり、かえって不自然な形になる可能性があります。

また、大きく鼻先を前に出したい、しっかりと高さを出したいといった希望がある場合には、糸だけでは構造的な強度が足りず、思うような仕上がりが得られないことがあります。施術の限界を超えて行うと、鼻の皮膚に過剰な負担がかかることもあるため注意が必要です。

さらに、以前に鼻の手術を受けている場合や、軟骨が変形しているケースなどでは、糸だけでは対応しきれないこともあります。そのため、施術前には鼻の構造や希望する形に応じた適切な判断が求められます。

糸による方法は確かに魅力的な選択肢ではありますが、自分に合った施術かどうかを見極めずに受けてしまうと、満足のいく結果にならないだけでなく、修正手術が必要になることもあります。

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切らない鼻中隔延長でも安全性を重視するなら「閉鎖式 鼻中隔延長」

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

切らない鼻中隔延長の中には、手軽さを重視した糸を使う方法がある一方で、構造的な安定性や仕上がりに不安を感じる声もあります。こうした中、注目されているのが「閉鎖式 鼻中隔延長(クローズド法)」です。

ここでは、閉鎖式鼻中隔延長の仕組みやメリット、そしてこの施術に適したクリニック選びのポイントについて詳しく解説していきます。

閉鎖式 鼻中隔延長(クローズド法)とは?

閉鎖式 鼻中隔延長の切開ラインの分かり易い図解

閉鎖式鼻中隔延長は、鼻の外側を一切切らず、鼻の穴の中から軟骨を操作して鼻先を延ばす施術方法です。皮膚を切開しないため表面に傷跡が残る心配がなく、見た目への影響を最小限に抑えながら、本格的な変化を加えることができます。

この方法では、鼻中隔軟骨や耳介軟骨などを活用して内部の構造を支えるように軟骨を延長していきます。操作する部分が外から見えないぶん、術中の視野は限られますが、高度な技術を持つ医師であれば、クローズド法でも細かい調整が可能です。

従来の「切らない鼻中隔延長=溶ける糸」というイメージとは異なり、閉鎖式は軟骨の位置や方向を精密に操作できるため、形の安定性と美しさを同時に目指すことができます。

閉鎖式 鼻柱隔延長はこちら

構造的に強く、美しい仕上がりを両立

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

閉鎖式鼻中隔延長の最大の特徴は、皮膚を切らずに行えるにもかかわらず、内部の軟骨構造をしっかりと作り直せる点にあります。単に外見を整えるだけでなく、鼻先の土台を強化することで、時間が経っても形が崩れにくく、仕上がりが安定しやすくなります。

特に、鼻先をしっかりと前に出したい、高さを出したいという希望を持つ人にとって、構造的な強さは非常に重要です。糸を使うだけの方法では得られない持続性や、変形の少なさが期待できます。

また、クローズド法であれば外からの傷が一切見えないため、自然な仕上がりを重視する人にとっても理想的です。見た目に違和感がなく、あくまで“自然に整った鼻”を目指せることも大きな魅力です。

高い技術が求められる施術だからこそクリニック選びが重要!

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

閉鎖式鼻中隔延長は高度な技術を必要とする施術であり、どの医師やクリニックでも行えるわけではありません。鼻の穴の中から操作するという特性上、視野が限られる中で正確に軟骨を配置し、美しく仕上げるには経験と技術の両方が求められます。

技術力が不足している場合、軟骨がずれてしまったり、形が左右非対称になったりするリスクもあるため、施術を受けるクリニック選びは非常に重要です。また、カウンセリングの段階で希望のデザインやリスクについてしっかり説明してくれるかどうかも、信頼できるかを見極めるうえでの大切なポイントとなります。

case

eクリニックの鼻中隔延長を含む鼻の美容整形の症例写真

鼻尖形成と軟骨移植と肋軟骨の鼻中隔延長と鼻翼挙上と鼻孔縁挙上と小鼻縮小とプロテーゼを同時に行った症例を斜めから見た写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻尖形成、軟骨移植、鼻中隔延長を同時に行った1か月後の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻尖形成、軟骨移植、鼻中隔延長を同時に行った1か月後の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長の症例写真 (2)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長と口角挙上と顎ヒアルロン酸の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長と鼻柱下降の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻中隔延長(耳介軟骨)と鼻尖形成3D法と耳介軟骨移植と鼻プロテーゼと小鼻縮小(内側法)の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:伊藤 渉
@eclinic_ito
鷲鼻修正と鼻中隔延長と鼻尖形成と軟骨移植の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:伊藤 渉
@eclinic_ito
鼻中隔延長と鼻尖形成3D法と軟骨移植と鼻プロテーゼの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:伊藤 渉
@eclinic_ito

summary

安全面に配慮した切らない鼻中隔延長なら「eクリニック」にお任せください

イークリニック福岡の外観

eクリニックでは、鼻整形の症例数が豊富な医師が在籍しており、クローズド法による鼻中隔延長にも対応しています。鼻の構造を熟知した医師が、一人ひとりの骨格や理想に合わせてオーダーメイドの施術を行うため、自然でバランスの取れた仕上がりが期待できます。

また、見た目だけでなく、時間が経っても形が崩れにくいように、構造面でも安定性を重視した手術を行っています。溶ける糸による施術に不安を感じている人や、以前に他院で満足のいく結果が得られなかった人からの相談も多く寄せられています。

理想の鼻に近づけながら、安全性と自然な仕上がりも両立したいという方は、是非一度eクリニックの無料カウンセリングにお越しください。自分だけの美しい鼻を作るためのご提案をさせていただきます。

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