目の下の脂肪の原因は?対処方法もあわせてご紹介
目の下に脂肪が溜まると、下まぶた全体が大きくふくらみ、疲れていないのに疲れた印象の目元になってしまうことがあります。また、目の下の脂肪によってたるみが生じると、実年齢以上に老けて見られてしまうこともあります。
では、目の下の脂肪は何が原因で溜まるのでしょうか。
こちらのコラムでは、目の下に脂肪が溜まる原因や、脂肪が溜まりやすい方の特徴、目の下の脂肪をなくすための対処方法についてご紹介しています。
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目の下の脂肪の原因は?ふくらむ原因もご紹介
目の下に脂肪が溜まると、下まぶた全体がふくらみ、それだけで老けた印象の目元になってしまいます。
それではまず、目の下の脂肪の正体や、脂肪が膨らむ原因についてご紹介しましょう。
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目の下の脂肪の正体は「眼窩脂肪」
目の下に溜まっている脂肪の正体は、「眼窩脂肪」という種類の脂肪で、眼球が納まっている眼窩部分の周囲に存在しています。
また、眼窩脂肪は眼球の保護目的で存在し、外部の衝撃を和らげるクッション材の働きをします。
つまり、眼窩脂肪は誰にでもある脂肪だということですが、量については個人差があり、量が多い方ほど目の下のふくらみが目立ちます。
なお、目の下の脂肪の量は遺伝の影響を受けやすいといわれ、目の下の脂肪が多い両親のもとに誕生した子供は、両親と同様に目の下の脂肪が多くなる可能性があります。
ただし、目の下の脂肪の量が多い方であっても、目の骨格や目の周辺の脂肪の付き具合によっては、脂肪による目の下のふくらみが目立たないこともあります。
眼窩脂肪はなぜふくらむ?
眼窩脂肪で目の下のふくらみが目立ってくると、「眼窩脂肪が年々増えてきている」と感じるかもしれません。
しかし、眼窩脂肪は皮下脂肪とは違い、肥満で増えるようなことはないのです。ではなぜ、実際の量はは増えていないのにふくらんで見えるのでしょうか。
それは、眼球を支えている筋肉や靭帯が年齢によって緩み、眼球が下垂することで眼窩脂肪が前方に押し出されるからです。
つまり、眼窩脂肪が前方に出てくることで、量が増えたように見えるということです。
Features
目の下に脂肪が溜まりやすい方の特徴
目の下の脂肪は体質的に多い方と少ない方がいて、多い方の場合でも骨格や周囲の脂肪の付き具合によってはふくらみが目立たない場合があるという話をしました。
それではここで、目の下に脂肪が溜まりやすい方の特徴についてご紹介します。
体質的に目袋が大きい方
眼窩脂肪は、外側、中央、内側に存在し、袋状に存在しています。
そして、これらの3つの袋は「目袋3脂肪」と呼ばれ、体質的に目袋が大きい方は、そうでない方よりもふくらみが目立つという特徴があります。
なお、目袋3脂肪は、すべてが存在している場合や、内側と中央、中央と外側というように、部分的に存在していることがあります。
目袋がどのように存在しているのかについては外部からの確認が難しいのですが、多くの方は、3つの目袋によって目の下のふくらみが目立つ状態となっています。
目元の老化で筋肉や靭帯が弱っている方
眼球は、眼輪筋やロックウッド靭帯によって支えられており、これらの筋肉や靭帯に衰えが見られない場合では、眼球が下垂することがないため、眼窩脂肪が目立つ確率が低いでしょう。
一方、筋肉や靭帯に著しい衰えが見られる場合では、眼球が下垂し、眼窩脂肪が前方に押し出されやすくなります。
なお、眼輪筋やロックウッド靭帯は加齢が原因で衰えやすいのですが、パソコンやスマートフォンの長時間使用などで目を酷使する機会が多い場合では、若い年代でも衰えが見られることがあります。
皮下の美容成分の減少
皮下には、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンといった美容成分が存在し、ハリやうるおい保持に役立っています。
しかし、これらの成分は年齢とともに産生されにくくなるため、いつの間にか体内量が減ってしまいます。
すると、肌細胞はハリやうるおいを失い、筋肉や靭帯にも明らかな衰えが見られるようになるのです。
美容成分減少については対策のしようがありませんが、早い段階で対処しておけば、今以上に目の下のたるみが悪化するリスクを減らすことはできます。
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目の下の脂肪は自力でなくせる?
皮下脂肪は、適度な食事制限やトレーニングを続けることで、多少は自力で減らすことができます。では、目の下に溜まった眼窩脂肪は自力で減らせるのでしょうか。
ただ、しっかり無くすためにはやはり美容整形を行うことが一番の近道だと思います。
眼輪筋トレーニングでは眼窩脂肪を減らせる?
皮下脂肪を減らす際に役立つのは、ウォーキングなどの有酸素運動や、筋トレなどの無酸素運動ですので、眼輪筋トレーニングを実践すれば、眼窩脂肪を減らせそうな気がしますよね。
しかし、眼窩脂肪と皮下脂肪は脂肪の種類が異なり、皮下脂肪がトレーニングで代謝されやすいのに対し、眼窩脂肪はトレーニングでは代謝されにくいという違いがあるのです。
もちろん、眼輪筋トレーニングを行えば、その分眼球の下垂を予防できたり、涙袋の形成に役立ったりしますので、トレーニングが無駄になることはありません。
しかし、眼輪筋トレーニングを根気よく続けたとしても、目に見える効果を得にくいだけでなく、効果を実感できるまでには長期間を要するというデメリットがあるのです。
つまり、眼輪筋トレーニングだけでは眼窩脂肪を減らせる可能性は低いということです。
【重要】マッサージは逆効果になるリスク
たるみ改善にはマッサージが良いと思い込み、我流でマッサージをする方がいますが、間違ったマッサージはたるみを悪化させることはあっても、改善を目指すことはできません。
それは、目の下皮膚はとても薄く、マッサージで力を加えてしまうと、皮膚が伸びてたるむ原因になることがあるからです。
マッサージには血行促進などの効果を期待できますが、目の下のたるみには逆効果になる可能性があるということを知っておきましょう。
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目の下の脂肪は美容整形で減らせます
眼窩脂肪はダイエットでもマッサージでも減らすことができない厄介な存在です。
それだけに、どれほど自力で落とそうと頑張ったとしても、ほとんど効果を得られないのが実情なのです。
しかし、美容整形なら、どれほど厄介な眼窩脂肪でもスッキリと落とし、フラットな目の下を実現できるのです。
それでは、目の下の脂肪を減らすための美容整形を、種類ごとにご紹介していきましょう。
経結膜脱脂
経結膜脱脂は重度の目の下のふくらみに対応できる手術で、皮膚を切開しないことから高い人気を誇っています。
経結膜脱脂では、下まぶたの内側の結膜を小さく切開し、切開口から眼窩脂肪を引っ張り出すことでたるみを解消できる手術です。
この方法では、医師の判断の下で適量の眼窩脂肪を取り除くことができ、しかもダウンタイムが短いというメリットがあります。
なお、ダウンタイム期間長さについては個人差があり、手術直後からまったく腫れや内出血が見られない方がいれば、術後1週間程度強い腫れや内出血が見られる方もいます。
このような腫れや内出血はメイクで隠せますが、強い腫れや内出血が出てしまった場合では、メイクでも隠し切れない可能性がありますので、この点については頭に入れておく必要があるでしょう。
この症例はeクリニック福岡院で行った目の下の脱脂の1週間後の症例動画です。
ハムラ法
ハムラ法とは、目の下の凹み部分に脂肪を移動させて、フラットな目の下を実現するための手術です。
また、ハムラ法には表ハムラ法と裏ハムラ法があり、それぞれに方法や得られる効果に違いがあります。
さらに、これらのハムラ法には向いている方とそうでない方がいますので、まずは2種類のハムラ法の内容をしっかりと理解し、ご自身に向いているかどうかを判断してみてください。
表ハムラ法
表ハムラ法とは、下まぶたのまつ毛の生え際ギリギリのラインで切開し、眼窩脂肪の移動やたるんだ皮膚の切除、緩んだ眼輪筋の切除を行います。
表ハムラ法は皮膚を切開するため、たるみをつくり出している余った皮膚を切除できますので、余った皮膚によって形成された黒クマの解消に役立ちます。
つまり、眼窩脂肪による目の下のふくらみと、余った皮膚によるたるみを同時に解消したい方におすすめの手術だということです。
ただし、皮膚を切開するため、術後には傷跡が残ります。
もちろん、傷跡は数か月で目立たないレベルに回復しますが、それでも完全に消えることはありませんので、この点については納得の上で手術を受ける必要があります。
また、眼輪筋の切除では涙袋が変形する、あるいはなくなる可能性がありますので、医師に相談の上、別の方法で検討してみると良いでしょう。
裏ハムラ法
裏ハムラ法とは、まぶたの内側にある結膜を切開し、脂肪の移動を行う手術です。
この方法では、表面の皮膚を切開せず、脂肪を凹み部分に移動するだけの手術ですので、費用面に傷が残らず、ダウンタイムが表ハムラ法よりも短いという特徴があります。
しかしその一方で、皮膚を同時に切除できないため、余った皮膚による重度のたるみには対応できません。
そのような理由から、裏ハムラ法は眼窩脂肪による目の下のふくらみのみが気になる方に向いている方法だといえます。
余った皮膚によるたるみでお困りの方は、以下でご紹介する皮膚切除で対応することになります。
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皮膚切除
眼窩脂肪による目の下のふくらみだけでなく、余った皮膚によるたるみが目立つ場合では、経結膜脱脂+皮膚切除での対応となることがあります。
また、目の下の脂肪が年齢によって減少し、それが原因でたるみや凹みができている場合では、皮膚切除とともに、凹み部分に脂肪注入やヒアルロン酸注入で改善を目指す場合もあります。
なお、脂肪注入ではあらかじめお客様ご自身から脂肪を採取しておく必要がありますが、お腹や太ももの脂肪吸引手術のように大掛かりな手術にはなりませんので、体への負担はそれほど大きいものではありません。
そしてもうひとつ、ヒアルロン酸注入では、注射1本で凹みを改善できますが、効果の持続効果が短く半永久的な効果は期待できません。
半永久的な効果をお望みなら、脂肪注入での改善がおすすめです。
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目の下の脂肪取りの症例写真
eクリニック 福岡院では目の下の脂肪取り(経結膜脱脂)の美容整形を積極的に行っています。目の下の脂肪取りの症例は、インスタグラムで多数公開しています。ぜひチェックしてみてください。
目の下の脂肪取りの症例写真がいっぱい。福岡院院長のインスタグラムはコチラ⇒
summary
目の下の脂肪取りの美容整形ならeクリニック福岡院
eクリニック福岡院では目の下の脂肪取りの美容整形を積極的に行っています。
eクリニック福岡院は博多駅から10分にある博多ビジネススクエアの4階にあります。2023年オープンの綺麗な美容外科です。
目の下の脂肪取りの手術をご検討でしたら、まずは当院の美容外科医によるカウンセリングをご利用ください。