目の下のクマの種類の見分け方を医師が解説

目の下にクマが無い2人の女性
鏡を見て目の下のクマの種類を見極めている女性

何となく表情が暗く見える、老けた印象になってきたなどに気付いたら、目の下にクマができていないかを確認してみましょう。
そしてクマができていたら、今すぐに対策をしなくてはなりません。
ただし、クマは3種類に分類されており、それぞれに特徴やケア方法が異なるため、初めの見極めが何よりも大切なのです。
それでは早速、4種類のクマの特徴やできる原因についてご紹介しましょう。

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目の下のクマは4種類。原因と特徴について

目の下のクマには、「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」「赤クマ」があり、それぞれにできる原因や特徴が異なります。
また、一般的にクマはマッサージで改善を目指せるという話がありますが、マッサージでは改善を目込めず、むしろ悪化してしまうケースもあるのです。
それではまず、それぞれのクマができる原因や特徴から見ていきましょう。

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「青クマ」の原因と特徴

青クマのイメージ

目の下が何となく青紫色に見えるクマは「青クマ」と呼ばれ、それがあるだけで何となく不健康な印象に見えてしまいます。
また、青クマは下まぶたを下方に引っ張っても青みが残りますので、この状態であれば、青クマと考えておいてほぼ間違いはありません。
青クマは、目を酷使したり睡眠不足になったりすることでできることがありますが、それはこれらが原因と思われる血行不良と深いかかわりがあるのです。
目の酷使や睡眠不足が続くと、目の周囲の筋肉が硬直しやすくなり、血流が滞ります。
そして、目の下に滞留した血液が表面に透けて見えている状態が「青クマ」と呼ばれ、顔全体を不健康な印象に変えてしまうことになるのです。
しかし、血行不良が原因で起こっているということは、それさえ対策できれば改善を目指せるということで、その対策として役立つのが目の休息と全身運動です。

「黒クマ」の原因と特徴

黒クマのイメージ

目の下がどす黒く見え、なおかつ必要以上に老けた印象の目元になっているのなら、「黒クマ」ができている可能性が高いです。判断が難しいと感じたときには、顔を天井に向けた状態で、蛍光灯などの下に立って手鏡などで目の下を見てみてください。
この姿勢になったときに目の下のどす黒さが気にならなくなるのなら、それは黒クマの可能性が高いでしょう。
それは、黒クマは加齢などによって皮膚がたるむことでできやすくなり、顔を天井に向けた状態で光に当たると目立たなくなるからです。
また、黒クマは皮膚のたるみのほか、目の下にある眼窩脂肪が膨らむことで目立つこともあります。
なお、黒クマは皮膚のたるみが原因でできるため、自己流でマッサージをすると症状が悪化する可能性が否定できません。
そしてそうならないためには、自己流でマッサージをするのではなく、まずは眼輪筋を鍛えて、少しでもたるみを改善しておくことが先決です。
ただし、すでに悪化している黒クマは自力での改善が難しいこともあり、専門的な美容整形が必要になることがあります。

「茶クマ」の原因と特徴

茶クマのイメージ

青紫でもなく黒っぽくもないクマで、皮膚の下の広範囲が茶色っぽく見える状態なら、「茶クマ」ができている可能性があります。
茶クマができると目元が暗く見えるだけでなく、老けた印象になることも珍しくありません。
茶クマの見分け方としては、下まぶたを下方に引っ張る、天井に顔を向けて光に当たるなどしても茶色っぽさが消えないということです。
それは、茶クマの原因は色素沈着であるため、引っ張っても光に当たっても色素が薄くなることがないからです。
目の下の色素沈着は、クレンジングや洗顔時に皮膚を強くこすったり、強いマッサージで皮膚に刺激を与えたりすることで起こります。
さらに、花粉の時期に目の周囲をこする癖があると、その刺激を受けて茶クマができてしまうこともあります。
また、紫外線の影響を受けて茶クマができることもありますので、まずはクレンジングや洗顔の方法に注意を払う、花粉の時期に目の周囲をこすらない、紫外線対策をするといった注意が必要です。
なお、色素沈着による茶クマは、ちょっとした刺激で色素が濃くなる可能性がありますので、マッサージはおすすめできません。

「赤クマ」の原因と特徴

赤クマのイメージ

目の下に赤い膨らみがあるようなクマを赤クマと呼びます。

目の下にある眼輪筋という赤い筋肉がありますが、その筋肉が透けて見えてしまうと、赤クマという状態になります。
眼輪筋が透ける原因は、下まぶたにある眼窩脂肪が加齢により隔膜から突出し、その脂肪が眼輪筋を圧迫してしまうためです。
頬骨あたりを下に引っ張った際に、クマに赤みが増すようであれば赤クマである可能性が高いです。
赤クマは脂肪の突出が原因となっているため、脂肪を取り除く、または移動する治療法が向いています。

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Improvement

できてしまった目の下のクマ。具体的な改善方法とは?

目の下のクマを鏡を見て気にしている女性

できてしまったクマは、それぞれにできた原因が異なるため、ケア方法も異なります。
上記では、4種類のクマの原因や特徴、対処方法について簡単にご紹介しましたが、こちらの章では、さらに詳しい対処方法についてお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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青クマの対処方法

青クマの解説.

青クマの原因は血行不良ですので、まずは血行不良改善対策をすることが先決です。
そして、その対策としてすぐにでも実践していただきたいのは、「目の休息時間を作る」ことと「適度な運動で全身の血流を改善する」ということです。
それでは、ひとつずつ紹介しましょう。

目の休息時間を作る

たとえば、スマホやパソコンの操作に夢中になっていると、つい時間を忘れて何時間も画面から目を離さずに操作し続けていることはないでしょうか。
しかし、スマホやパソコンの画面からは不可視光線の一種・ブルーライトが放出されており、目が長時間ブルーライトを受けると、光がまぶしく感じる、目が疲れるなどのトラブルの原因になるのです。
目に悪影響を及ぼす光といえば、真夏に放射量が増える紫外線のイメージが強いかもしれません。
特に紫外線B波は波長が短く、目や皮膚に悪影響を及ぼしますが、実はブルーライトは紫外線の次に波長が短く、紫外線と同様に目に悪影響を及ぼすといわれているのです。
つまり、スマホやパソコンの操作をするのなら、1時間に1回程度は画面から目を離し、目の休息時間を作ることが大切です。
どうしても長時間画面から目を離せない場合には、ブルーライトカットに対応したメガネを活用してみると良いでしょう。

適度な運動で全身の血流を改善する

目元の血行不良を改善するためには、全身の血流を改善する必要があり、その対策として役立つのが適度な運動を行うということです。
運動というと、体力に自信がない、体が硬いから怪我が心配などの理由で、ハードルが高いと感じることもあるでしょう。
しかし、速足の散歩や室内で行える簡単なストレッチ程度なら、体力がない方や体が硬い方でも、比較的簡単に行えます。
また、運動は1回で長時間行うよりも、短時間であっても毎日続けるほうがおすすめできますので、仕事や家事の合間などを利用して、なるべく運動することを心がけてみてください。

黒クマの対処方法

黒クマの解説

黒クマの原因のひとつとなっているのは皮膚のたるみですので、まずはたるみの原因を取り除いていくことが大切です。
そのためには、加齢で機能が低下した眼輪筋を鍛える方法がおすすめです。
そしてもうひとつの原因は目の下のふくらみを作り出している眼窩脂肪で、この脂肪が原因でできている黒クマであれば、専門治療で改善を目指す必要があります。
それでは、紫外線が目の下に与える影響や、黒クマを改善できる専門治療についてご紹介しましょう。

紫外線が目の下の皮膚に与える影響と対策方法

目の下の皮膚は薄く、紫外線の影響を受けやすい場所で、紫外線対策をせずにそのまま紫外線に当たってしまうと、あっという間に目の下が乾燥してたるみやすくなります。
また、紫外線にはA波とB波があり、波長が長い紫外線が真皮層まで達してしまうと、肌細胞を傷付けて老化スピードを速めてしまいます。
つまり、紫外線対策をしている方とそうでない方とでは、後者のほうが皮膚の老化スピードが速く、黒クマができやすいということなのです。
なお、紫外線の放射量が増えるのは春~夏ですが、秋と冬にも紫外線は降り注いでいますので、1年を通じて紫外線対策をするようにしてください。
ただし、紫外線対策をしたからといってすぐに黒クマが改善されることはなく、悪化した状態なら以下でご紹介する専門的な整形が必要になります。

悪化した黒クマは専門的な美容整形で対処

皮膚のたるみでできている黒クマであれば、ヒアルロン酸注入で改善を目指せることがありますが、眼窩脂肪による目の下のふくらみでできている黒クマの場合では、経結膜脱脂などの脂肪除去または脂肪の移動が必要になることがあります。
なお、ヒアルロン酸注入の効果は短いため、黒クマをしっかりと解消したいのなら、脂肪除去または脂肪の移動のほうがおすすめできるでしょう。
これらの手術にはダウンタイムがあり、術後1週間程度は強い腫れや内出血が見られますが、術後2~3カ月が経過すれば、黒クマが目立たない自然な状態に落ち着きます。

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茶クマの対処方法

茶クマの解説

茶グマの原因は色素沈着ですので、色素沈着が起こる原因から取り除いていく必要があります。
それでは、具体的な対策方法について見ていきましょう。

茶クマ部分に強い刺激を与えない&保湿ケア

茶クマの原因は、メイク、クレンジング、洗顔にあることが多く、皮膚に強い刺激や摩擦を与えることで、目の下の色素が茶色っぽく変化します。
つまり、目の下に強い刺激や摩擦を与えないように注意すれば、茶クマを改善できる可能性があるということです。
また、茶クマの色素沈着改善にはターンオーバー周期を理想的な形に整えていくことも重要で、その対策に役立つのが保湿ケアです。
保湿ケア化粧品にはあらゆる成分が配合されていますが、茶クマ改善目的で使用するなら、ナイアシンアミド、ビタミン誘導体、セラミドなどを配合したタイプがおすすめです。

体の内側からもケアをする

ターンオーバーの促進には、外部からのケアはもちろんのこと、体の内部からケアをすることも大切です。
たとえば、美白や抗酸化作用があるビタミンC、抗酸化作用があるビタミンEは茶クマ改善に役立ちますので、積極的に摂ることを心がけましょう。
ビタミンCはピーマン、ブロッコリー、いちごなどのフルーツ、ビタミンEはアーモンド、卵、オリーブオイルなどに多く含まれていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

赤クマの対処方法

赤クマの解説

赤クマは目の下の脂肪(眼窩脂肪)が眼輪筋を皮膚側に押し出している事が原因で生じるので、その原因の脂肪を経結膜脱脂などの美容整形で除去することで治すことが可能です。

皮膚側を切開しないため、傷跡も他人からはわかりません。

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eクリニック(イークリニック)福岡院は博多駅から10分にある博多ビジネススクエアの4階にあります。2023年オープンの綺麗な美容外科です。目の下のクマ取りの治療に積極的に取り組んでいます。そのため、裏ハムラ法や経結膜脱脂などの施術の実績が豊富です。

インスタグラムでも多数症例を紹介しています。

カウンセリングは無料ですので、ぜひ一度ご相談にいらしていただければと思います。

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