クマ取り整形の「おすすめ」の手術方法は？医師がわかりやすく解説します。

クマ取りには複数の種類があり、似たような方法であったとしても、方法には若干の差が生じます。また、クマ取りの種類によっては向き・不向きがありますので、まずはご自身のクマの種類を把握した上で、クマ取りの種類を選ぶ必要があります。
こちらのコラムでは、福岡でクマ取りをする際におすすめのクマ取りについて、クマの種類別にご紹介しています。また、要注意なクマ取り整形についてもご紹介していますので、こちらもあわせて参考にしてください。

クマには「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」があり、それぞれにできる原因が異なるため、改善方法も異なります。
それでは、3種類のクマ別に、おすすめクマ取り方法についてご紹介しましょう。

青クマができる原因は年齢ではなく、目の周囲の血行不良が主な原因となります。
たとえば、パソコンやスマホの画面を長時間見続けていると、目がかすんだり疲れたと感じたりすることはないでしょうか。
このような目の疲れは血行不良を呼び込み、青クマをつくり出す原因になることがあります。
青クマの原因は目の周囲の血行不良を取り除くことで改善できますので、まずは軽い運動などで全身の血液循環を促進してみましょう。
それでも青クマが改善されないのであれば、目の下にヒアルロン酸を注入するという方法で対応できますが、ヒアルロン酸には半永久的な効果を期待できないため、一時しのぎとして捉えておく必要があるでしょう。

茶クマは色素沈着によって作り出されます。
色素沈着の原因は、紫外による日焼けのほか、こすりながらのメイク落とし、洗顔時の刺激などが挙げられます。
また、茶クマは青クマのように体の内部にある問題が表面化しているわけではなく、あくまでも外部の皮膚の問題ですので、まずしなければならないのは外部からのケアです。
色素沈着を改善するためにはターンオーバーを促進することが大切で、その筆頭に挙げられるのが週1回程度のピーリングケアです。
ピーリングケアは市販のピーリング剤やスクラブ洗顔などで行えますので、まずはこれらを使用した週1回のケアを試してみてください。

黒クマは、その名の通り目の下が黒く見えるタイプのクマで、血行不良や色素沈着ではなく、皮膚のたるみや眼窩脂肪によって作り出されます。
まず皮膚のたるみですが、これは皮下のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の減少が主な原因となって起こります。
また、眼窩脂肪というのは目の下のふくらみをつくり出している脂肪で、もともと私たちの目元に存在しています。
ところが、年齢によって眼球を支える眼輪筋の働きが弱ってくると、眼輪筋は須箱ずつ下方に移動し、その圧によって眼窩脂肪が前方に出てきて目立つことになるのです。

脂肪除去法は、下まぶたのまつ毛から1mm程度下側の皮膚を切開し、余分な眼窩脂肪を取り除く手術です。
眼球の圧によって飛び出てきた眼窩脂肪は、マッサージをしたくらいでは改善を望めず、手術で取り除いてしまうのが最も効率的な改善方法です。
また、皮膚の切開部分が睫毛の下ということから、傷跡が心配になる方がいるかもしれません。
傷跡は、術後2週間程度は赤くなって目立ちますが、メイクで隠すことができますので、あまり神経質に考える必要はないでしょう。
なお、脂肪除去でできた傷跡は、数カ月かけて白っぽく目立たない状態に変化していきます。
脂肪除去法では表面の皮膚を切開するため、たるんだ皮膚の切除も同時に行えます。
さらに、眼窩脂肪で埋もれていた涙袋がはっきりしてくることがありますので、メリットが多いクマ取りだといえるでしょう。

裏ハムラ法とは、まぶたの内側を切開して感化脂肪にアプローチし、凹みが気になる部分に眼窩脂肪を移動させる方法です。
この方法では、まぶたの裏側を切開するため、眼輪筋に傷がつかない、表に傷跡が残らないというメリットがあります。
ただし、裏ハムラ法では皮膚切除を同時に行えませんので、この手術は、どちらかというと初期段階の黒クマでお困りの方に向いたクマ取りだといえるでしょう。

今回は、青クマ、茶クマ、黒クマができる原因と、改善を目指すための方法についてご紹介してきました。
ひと言で「クマ」と片付けてしまうのは簡単ですが、3種類のクマはそれぞれできる理由が異なります。
そして、青クマや茶クマの場合では、セルフケアを目立たない状態にまで改善できる可能性がありますので、まずはご指針に行える方法で改善を目指すことをおすすめします。
一方、厄介なのが黒クマで、年齢による皮膚のたるみや眼窩脂肪のせいで目立ってきた黒クマはセルフケアでの改善が難しく、美容医療の力を借りて改善を目指さなければならないことがあるのです。
上記では、黒クマ改善のクマ取り方法として、「脂肪除去」「表ハムラ法」「裏ハムラ法」「皮膚切除」についてご紹介しましたので、それぞれの特徴をよく理解した上でクマ取りを検討してみると良いでしょう。

福岡は、都市部を中心として美容クリニックがかなり多いエリアのため、クマ取りを受ける以前に美容外科選びで迷うことがあるでしょう。
そのようなときには、以下でご紹介する内容を基準として、美容外科を選んでみてください。

ご紹介してきた通り、黒クマに対応したクマ取りだけでも4種類があり、青クマや茶クマに対応したクマ取りを含めると、さらに多くの種類のクマ取りがあります。
実は、カウンセリング時にクマの種類別の改善方法を確認しておくことは重要で、それをしておくことで余分な手術や施術を避けて通ることができるのです。
また、美容医療に頼る前に、セルフケアで改善を目指せる場合もあります。
これらの説明がある美容外科は、ひとまず信頼できると判断できますので、美容外科選びのひとつの指標になるでしょう。

クマ取りの整形は、メリットだけでなくデメリットもあります。
たとえば表ハムラ法であれば、クマをしっかりと取り除くことはできても、眼輪筋を切開するため涙袋を失うリスクや表面に傷跡が残るリスクがあります。
また、裏ハムラ法では、表面に傷跡が残る心配はありませんが、下まぶたのたるみを同時に改善することは難しいというデメリットがあります。
また、青クマに対応したヒアルロン酸注入や、茶クマに対応したレーザー照射にもデメリットがあり、これらを包み隠さず説明する医師は信用できます。
反対に、メリットの部分ばかりを強調する医師は怪しいと捉える必要がありますので、このような医師は避けましょう。

美容外科の中には保証制度が設けられているところがあり、期間限定で保証を受けられる場合があります。
保証を受けられるのは、医師が再手術または再施術が必要だと認めた場合に限られることが多いですが、保証制度が設けられていれば、万が一の失敗が起こった際にも安心ですね。
保証制度の有無については美容外科の公式WEBサイトで確認できますので、できるだけ保証制度ありの美容外科を探してカウンセリングを受けることをおすすめします。

年齢やホルモンバランス、疲れによるストレスなど、クマやたるみの原因は様々です。
そのため、クマやたるみを解消するためには、お一人おひとりにあった治療方法を正しく選択することが重要です。
クマ取りやたるみ取りを行う際には、必ず経験豊富なクリニックに相談するようにしましょう。
eクリニック 福岡院は目の下のクマ取りの経験豊富なドクターが担当しています。

eクリニック福岡院は博多駅から10分にある博多ビジネススクエアの４階にあります。2023年オープンの綺麗な美容外科です。

目の下のクマにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院のカウンセリングをご利用ください。