目の下のたるみ取りの失敗例と事前の対策
「老け顔から抜け出したい」という思いから、目の下のたるみ取りを受けたいとお考えの方は年々増えているといいます。目の下のたるみは、それがあるだけで実年齢よりも老けた印象になったり、疲れているように見えたりすることがあるため、一刻も早く改善を目指したいものです。
しかし、目の下のたるみ取りは必ず成功するというものではなく、中には失敗だと感じる事例もあるのです。
こちらのコラムでは、目の下のたるみ取りで失敗したと感じる例と、失敗を回避する方法についてご紹介しています。
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これって失敗?目の下のたるみ取りの失敗例
目の下のたるみ取りは、1回手術を受けてしまえばほぼ半永久的な効果を期待できるため、特に中高年の方には大人気となっています。
しか、目の下のたるみ取りは、どの方法を選んだとしても高難易度であるため、方法の選択を誤ったり、技術力が不足していたりすると、思うような効果を得られない可能性があるのです。
つまり、「失敗した」と感じることがある手術だということです。
それではまず、目の下のたるみ取りで「失敗した」と感じる事例からご紹介していきましょう。
眼窩脂肪の取りすぎで黒クマがさらに目立つ仕上がりに
目の下のたるみは、眼窩脂肪の下垂や皮膚のたるみによって起こるもので、その主な原因は加齢です。
特にもともと眼窩脂肪が多い方の場合では、年齢とともに大量の眼窩脂肪が下垂することで、目の下のふくらみが極端に目立ってくることがあります。
そして、その状態を放置していると、今度はふくらみがそのまま垂れ下がり、目立ったたるみをつくり出すことになるのです。
つまり、眼窩脂肪による目の下のふくらみが目立ってきた時点で眼窩脂肪を取り除いてしまえば、その後の目立つたるみも回避できることになります。
ところが、眼窩脂肪はすっかり取り除けば良いというものではなく、取り除きすぎてしまうと凹みが生じ、凹みによる影で黒クマが以前よりも目立ってしまうことがあるのです。
こうなってしまうと、脂肪注入やヒアルロン酸注入での対応が必要になることがありますので、眼窩脂肪を除去するなら取りすぎには細心の注意を払う必要があります。
なお、ヒアルロン酸や脂肪を注入したとしても完全に元状態に戻せるわけではありませんので、多めに眼窩脂肪を取り除きたいと考えたとしても、あまり欲張りすぎないことが肝心です。
手術以前よりもたるみが目立つようになった
目の下のたるみ取りには複数の方法があり、お客様の現在の状態をよく確認した上で、手術や施術の方法を決定しなければなりません。
たとえば、目の下ふくらみは気になるものの、しわやたるみはほとんど気にならないというのであれば、経結膜脱脂法という眼窩脂肪を取り除く手術のみで対応できる可能性があります。
一方、目の下のふくらみだけでなく、ふくらみの重みによるたるみやしわでお困りなら、経結膜脱脂法+皮膚切除での対応が必要になることがあるのです。
それは、目の下のふくらみだけでなくたるみが目立っている場合では、眼窩脂肪を取り除くだけでは皮膚のたるみが解消されず、もともと眼窩脂肪があった部分のたるみが目立つことになる可能性があるからです。
眼窩脂肪の付き具合やたるみ具合、しわの度合いなどはカウンセリングでしっかりと確認し、その状態の改善にふさわしい方法での手術や施術で改善を目指すことになります。
しかし、カウンセリングでの確認不足やヒアリング不足などが重なると、手術や施術の方法を見誤ることがあり、思うような結果を得られなくなる可能性があるのです。
目の下のたるみ取りでは、お客様の希望を細かくヒアリングした上で適切な提案が行わなければなりません。
つまり、「失敗した」と感じないためには、丁寧なカウンセリングを行う医師を探して手術や施術を受けることが大切だということです。
たるみやしわがほとんど解消されていない
表面に傷が残らないことで人気の裏ハムラ法は、どちらかというと、たるみやしわが少なく、皮膚切除の必要がないお客様に向いている方法です。
それは、裏ハムラ法では結膜側から眼窩脂肪にアプローチして、鼻側もしくは頬側に眼窩脂肪を移動させて固定するに留まり、皮膚切除は行えないからです。
このように、皮膚切除が必要な場合では、表ハムラ法で対応する必要があり、この方法を選択することで、より理想の目元を目指せるでしょう。
表ハムラ法では、表面から皮膚を切開するため、術後しばらくは傷が目立ちやすいというデメリットがあります。
しかし、眼窩脂肪の再配置に加え皮膚切除も行えるため、目の下ふくらみやたるみを一気に解消できるというメリットがあるのです。
切開後の傷跡は数か月間残りますが、術後間もなくするとメイクで隠せるようになりますので、あまり深刻に考える必要はないでしょう。
どうしても心配な方は、カウンセリングで医師に相談し、術後の経過についてもしっかりと確認しておくことをおすすめします。
涙袋がなくなってショックを受けた
表ハムラ法では、眼窩脂肪の移動とともに、たるんだ皮膚の切除や緩んだ眼輪筋の切除も行います。
そして、ここでひとつ注意していただきたいのは、眼輪筋の切除によって涙袋がなくなってしまう可能性があるということです。
涙袋は眼輪筋が発達することでぷっくりとしたふくらみを形成するものであるため、眼輪筋を切除してしまうと、今まであった涙袋がなくなってしまう可能性があります。
涙袋をなくしたくない場合では、裏ハムラ法で対応するか、眼輪筋を温存する方法で対応できる場合がありますので、この点についてはカウンセリング時に医師に相談してみてください。
ご自身の希望をしっかりと医師に伝えておかないと、通常通りの表ハムラ法で涙袋を失う可能性が否めませんので、十分に注意してくださいね。
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目の下のたるみ取りで失敗しないためには?対策をご紹介
目の下のたるみ取りは、数あるエイジングケアの中でも人気で、幅広い年代の方の支持を得ています。
しかし、下まぶたの組織に手を加える以上、必ずしも成功するとは限らず、失敗だと感じる仕上がりになってしまうこともあるのです。
とはいえ、対策をしておくことで目の下のたるみ取りでの失敗は回避できます。
【おススメ関連コラム】福岡院で行っている目の下のたるみ取りの種類と効果を医師が解説▶
美容外科選びは慎重に
目の下のたるみ取りは、失敗だと感じて修正を受けたとしても、完全に元の状態に戻すことが困難な手術です。
そのため、まず注意しなければならないのが美容外科選びです。
目の下のたるみ取りには、眼窩脂肪除去、表ハムラ法、裏ハムラ法、皮膚切除などの種類がありますが、特に眼窩脂肪除去と皮膚切除は、やりすぎてしまうと元に戻せず、失敗したと感じることがあります。
眼窩脂肪除去や皮膚切除のやりすぎは起こりやすいトラブルで、目の下のたるみ取りの実績が少ない美容外科ほど起こりやすいと考えられています。
つまり、これらの方法で目の下のたるみ取りを受けるなら、実績や医師の評判を確認した上で、美容外科を選ぶ必要があるということです。
また、気になる美容外科が見つかったら、ひとまずカウンセリングを受けてみるという方法もおすすめです。
カウンセリングでは美容外科の方針が出やすく、丁寧に行う美容外科ほど信頼度が高いという特徴があります。
反対に、手術や施術の内容や得られる効果、デメリットやリスクなどについての説明が不十分な美容外科は信頼度が高いとはいえませんので、このような美容外科は選ばないように注意しましょう。
「どうなりたいか」を医師にしっかりと伝える
目の下のたるみ取りは、除去する脂肪の量や切除する皮膚の量によって仕上がりの印象が異なります。
また、表ハムラ法と裏ハムラ法とでは技法が異なるため、仕上がりには差が生じます。
いずれの場合でも、医師はお客様の「こうなりたい」という希望をヒアリングした上で適切と思われる手術や施術を提案しますので、医師にご自身の希望をどう伝えるかによって、仕上がりにも差が生じる可能性があるのです。
さらに、上記でも触れましたが、涙袋を失いたくない場合では、その旨を医師に伝えておかなくてはなりません。
特に切除してしまった組織は元に戻すことができませんので、カウンセリングを受ける際には、ご自身の希望をまとめ上げた上で、医師に希望を伝えることが大切です。
内容を理解した上で目の下のたるみ取りを受ける
カウンセリングでは、複数の手術や施術の説明を受ける可能性があり、どれがご自身にとってのベストなのかがわからないと感じることがあるかもしれません。
しかし、医師の説明にきちんと耳を傾ければ、説明を受けている目の下のたるみ取りがどのような内容で、どのような効果を期待できるのかを理解できるはずです。
医師が複数の手術や施術を紹介する目的は、「選択肢を広げる」という点にありますので、それぞれの手術や施術の内容をしっかりと理解した上で、ご自身の希望や予算に合った種類を選択しましょう。
内容を理解しないままの状態で何となく目の下のたるみ取りを受けてしまうと、思い描いていたイメージと異なる仕上がりになって失敗したと感じることになりかねません。
そうならないためにも、一つひとつの手術や施術についての理解を深めておくことが何よりも大切です。
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目の下のたるみ取りは修正が難しい手術です
目の下のたるみ取りは、一度手術を受けると修正が難しくなる場合があります。
たとえばヒアルロン酸の注入のみであれば、時間の経過とともに元の状態に戻りますが、眼窩脂肪除去や皮膚切除となると、そういうわけにはいきません。
つまり、失敗しても元に戻せないリスクがあるということです。
目の下のたるみ取りをお考えなら、「美容外科を慎重に選ぶ」「なりたい自分のイメージを医師にしっかりと伝える」「手術や施術の内容についての理解を深める」という点に注意してください。
それにより、ご自身に合った方法を選択でき、満足できる結果を得ることができるでしょう。
この症例は当院で行った、目の下のたるみ取りの他院修正の症例です。
眼窩縁には大事な神経や筋肉があり、修正はリスクが上がるのでハムラ法など剥離を伴うオペは一度でしっかり決めるのが鉄則です。
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失敗しないように配慮して行った目の下のたるみ取りの症例写真
eクリニック 福岡院では目の下のたるみ取りを失敗しないように丁寧に行っています。目の下のたるみ取りの症例は、インスタグラムで多数公開しています。ぜひチェックしてみてください。
目の下のたるみ取りの症例写真がいっぱい。福岡院院長のインスタグラムはコチラ⇒
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目の下のたるみ取りの美容整形ならeクリニック福岡院
eクリニック福岡院では目の下のたるみ取りの美容整形を積極的に行っています。
eクリニック福岡院は博多駅から10分にある博多ビジネススクエアの4階にあります。2023年オープンの綺麗な美容外科です。
美容医療は完ぺきではありません。そのため、医師が適切に手術をしたとしても、手術当日の体調や、体質によっては仕上がりが異なります。
そのため、仕上がりによっては失敗と感じてしまう場合があるかもしれません。ただ、美容整形は失敗したとしても修正が行える場合があります。
当院はなるべくお客様に術後に失敗と感じられないように技術力の向上は当然ですが、手術前の医師のカウンセリングに力を入れています。
目の下のたるみ取りに迷ったら、まずは当院の美容外科医によるカウンセリングをご利用ください。