クマ取りの失敗例や原因を医師が解説

目の下のクマの画像

福岡には主要都市がいくつもあり、それらの主要都市にはクマ取りに対応できるクリニックか数多く点在しています。しかし、クマ取りはどのクリニックで受けても同じ結果を得られるとは限らず、失敗してしまうリスクもゼロではありません。
こちらのコラムでは、クマ取りの失敗例とその原因、クマ取りで失敗しないための対策についてご紹介しています。

reason

クマ取りでの失敗!?失敗例と原因について

考えられるリスク・副作用
術後に内出血、腫れ、痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

クマ取りでの失敗は珍しい話ではなく、医師の知識不足や技量不足、お客様と医師のコミュニケーション不足などの理由が重なって起こることがあります。
それではまず、クマ取りの種類別・失敗例と、その原因から見ていきましょう。

【おススメ関連コラム】目の下のたるみ取りで失敗しないために。名医に任せることの重要性▶

福岡院のクマ取りの詳細

経結膜脱脂法で失敗

目の下のクマを鏡を見て気にしている女性

経結膜脱脂法とは、下まぶたの内側を小さく切開し、目の下のふくらみをつくり出している眼窩脂肪を引っ張り出して除去する方法です。
この方法は外部に傷が残らず、しかもダウンタイムが短く高い効果を得られるとして、性別や年代を選ばない人気の手術です。
しかしその傍ら、クマ取り手術の失敗で多いのが、経結膜脱脂法だといわれているのです。
それでは、経結膜脱脂法の失敗例と、その原因についてご紹介します。

効果をほとんど実感できなかった

経結膜脱脂法はポピュラーなクマ取りですが、眼窩脂肪の除去量の調整は難しく、除去量が少なすぎた場合では、目の下のふくらみがほとんど改善されません。
つまり、クマ取りに失敗したということですね。
経結膜脱脂法の手術方法を聞いた限りでは、それほど高難易度の手術という印象はありませんが、実は、このクマ取りは医師の経験や技術力が反映されやすく、失敗例も多いのです。
その中でもさらに多いのが、眼窩脂肪の除去量が少ないことで起こる、効果をほとんど実感できなかったという失敗です。

左右非対称や凹み

目の下の眼窩脂肪は左右差があり、左右差がほとんどない場合や極端な左右差がある場合など、人によって状態が異なります。
そして、左右差を極力なくすための手術を行わなかった場合では、もともと気にならなかったのに術後に左右差が目立つようになった、手術前からあった左右差が強調されたというトラブルにつながるのです。
さらに、眼窩脂肪の除去量が多すぎた場合では、目の下に不自然な凹みができることもあり、
これもまた、経結膜脱脂法の典型的な失敗例だといえます。
このようなトラブルは頻繁に起こるものではありませんが、知識力や技術力が不足した医師が手術を担当した場合では十分に起こり得ます。

皮膚のたるみが目立つ状態になった

皮膚のたるみと眼窩脂肪によるふくらみが目立つ場合では、経結膜脱脂法とともに皮膚切除をしなければならないことがあります。
それは、眼窩脂肪だけ取り除いたことで、余った皮膚がたるみ、目の下のたるみやしわが強調される仕上がりになることがあるからです。
このような状態は容易に予測できますが、経験値や技術力が浅い医師の場合では予測を誤り、お客様が望む結果を出せない可能性があります。

福岡院のクマ取りの詳細

表ハムラ法

表ハムラ法とは、目の下のふくらみをつくり出している眼窩脂肪を下方に移動させて固定し、切開後に余った皮膚や眼輪筋を切除してフラットな状態をつくり出すクマ取りをいいます。
表ハムラ法では、まぶたの表面の皮膚を切開するため、数か月間は傷跡が薄く残ることがありますが、この状態は表面を切開する手術にはつきものですので、失敗ではありません。
それでは、表ハムラ法で多いとされる失敗例について見ていきましょう。

ドライアイになった

ドライアイを気にしている女性

表ハムラ法ではたるんだ皮膚や眼輪筋の切除を行えますが、これらの切除量が多すぎた場合では、まぶたをしつかり閉じることができなくなってドライアイになることがあります。
表ハムラ法では、まぶたを開閉する際に目が隠れる皮膚を残しておく必要がありますが、経験値が浅い医師が手術を担当すると加減がわからず、皮膚や眼輪筋を必要以上に切除してしまうことがあります。
つまり、担当医を選んで手術を受けることが大切だということですね。

目の下のふくらみがほとんど取れない

眼窩脂肪の固定が甘かった場合では、眼窩脂肪がしっかりと下方で固定されず、目の下の膨らみがほとんど取れていない仕上がりになることがあります。
この状態になる原因は、眼窩脂肪が窪み部分にきちんと移動されなかったことで起こります。

涙袋がなくなった

表ハムラ法では、緩んだ眼輪筋の切除も行いますので、眼輪筋で形成されている涙袋がなくなってしまう可能性があります。
この点については、カウンセリング時に医師から説明があるはずですので、説明をしっかりと聞いて納得した上で手術を受ける必要が受ける必要があるでしょう。

福岡院のクマ取りの詳細

裏ハムラ法

裏ハムラ法は、下まぶたの表面から皮膚を切開するのではなく内側から切開するため、術後に傷跡ができないという特徴があります。
この点が裏ハムラ法のメリットですが、実は、そんな裏ハムラ法でも失敗例はあるのです。

【おススメ関連コラム】裏ハムラ法を受けたい!効果や美容クリニックの探し方をご紹介▶

目の下のふくらみがほとんどなくならない

裏ハムラ法でもハムラ法と同様に眼窩脂肪を下方に移動させて固定することで、目の下のふくらみをなくすことができます。
しかし、目的の場所よりも上部で固定してしまった場合では、外部から眼窩脂肪が確認でき手術以前と代り映えしない仕上がりになってしまうことがあるのです。
これは明らかに手術ミスで、裏ハムラ法の手術に慣れている医師であれば、このようなミスをすることはほぼありません。

小じわが目立つようになった

目の下のクマの小じわが気になっている女性

裏ハムラ法では皮膚を切除しませんので、眼窩脂肪が下方に移動することで、もともと眼窩脂肪があった場所の皮膚がたるみ、小じわが目立つようになることがあります。
このように、手術後に皮膚がたるむ可能性がある場合では、表ハムラ法で対応するのが一般的です。
つまり、手術方法の選択ミスで起こった失敗だということです。

福岡院のクマ取りの詳細

repair

クマ取りで失敗したら?修正は可能?

クマ取りの修正手術の症例

クマ取り手術では、失敗した際でも再手術で修正を行える場合があります。
ただし、切除した皮膚や眼輪筋を元の状態に戻すことは困難です。
再手術を受けるにしても、皮膚や眼輪筋の一部を取り除いた方は、思い通りの仕上がりにはならない可能性があるということを頭に入れた上で、再手術を受けましょう。

この症例はeクリニックで行ったクマ取りの他院修正の症例です。

数年前にハムラ法を受けたけど、クマが改善しなかった方の修正手術です。
脂肪をの移動、除去、注入を組み合わせて改善しています。
目の下の切開して内部組織を見てみると、骨膜の剥離が不十分で欲しい場所に脂肪が移動できていませんでした。
なんちゃってハムラ法をされていたのですが、ガッチリと癒着していたのでなかなか難手術でした。

【おススメ関連コラム】クマ取り修正の名医を福岡で探すポイントをご紹介▶

残った眼窩脂肪は経結膜脱脂法または表ハムラ法で対処

経結膜脱脂法や裏ハムラ法で残った目の下のふくらみは、経結膜脱脂法または表ハムラ法等を受けることで改善を目指せます。
ただし、再手術の場合では、1回目の手術から一定の間隔を空ける必要があり、すぐに再手術を受けられるわけではありません。
再手術の適切なタイミングについては個人差がありますので、詳細についてはカウンセリングで相談してみると良いでしょう。

たるみや小じわは皮膚切除で対処

術後にたるみや小じわが目立つ状態になった場合では、余った皮膚が原因として考えられますので、皮膚切除で改善を目指すことができます。
ただし、皮膚切除では1mmの違いで仕上がりに影響が及びますので、再手術で皮膚切除を受けるなら、皮膚切除に慣れた医師に手術を依頼する必要があるでしょう。

術後の凹みは脂肪注入またはヒアルロン酸注入で対処

眼窩脂肪を取りすぎたことでできた凹みは、脂肪注入またはヒアルロン酸注入で改善を目指せます。
ただし、脂肪注入の場合ではご自身から脂肪を採取する必要がありますので、脂肪注入の前に脂肪吸引を行わなくてはなりません。
つまり、吸引と注入という2種類の手術が必要になるということです。
また、ヒアルロン酸注入に関しては、半永久的な効果は期待できませんので、とりあえずの応急処置として考えておくと良いでしょう。
ヒアルロン酸で得られる効果の持続期間は、数か月~1年前後となり、効果が消失した時点で再施術を受けなければなりません。
ヒアルロン酸注入はお手軽に受けられる施術ではありますが、効果の持続期間が短いという欠点があることも知っておいてくださいね。

risk

失敗リスクを減らしてクマ取りを受けよう

今回は、クマ取りの失敗例とその原因、失敗した際の対処法についてご紹介してきました。
クマ取りは、どの方法であっても簡単に行えるものではなく、医師の技術力次第で仕上がりが決まってしまうデリケートな手術です。
それだけに、医師選びで間違えてしまうと、クマ取りで失敗し、後悔することになりかねないのです。
それでは、クマ取りで失敗しないための対策方法についてご紹介しましょう。

お客様の希望をしっかりと医師に伝える

クマ取りで大切なことは、お客様ご自身がどうなりたいかについて、医師にしっかりと伝えておくということです。
たとえば、涙袋をなくしたくないのなら、眼輪筋を切開する表ハムラ法は避ける必要があります。
また、眼窩脂肪だけでなく皮膚のたるみをなくしたいなら、経結膜脱脂法+皮膚切除での対応となるでしょう。
クマ取りは、方法ごとに異なった仕上がりになりますので、まずはお客様の仕上がりイメージを医師に伝えて、医師と共有しておくことが大切です。

希望の方法でクマ取りを受けられない可能性も

クマ取りでよくあるのが、お客様が希望する方法でクマ取りを受けられない可能性があるということです。
たとえば、表面に傷跡が残らないという理由から裏ハムラ法を希望したとしましょう。
この場合、眼窩脂肪を下方に移動させても目立ったたるみやしわができないと医師が判断した場合では、裏ハムラ法の適応となるでしょう。
一方、すでに目立たたるみがある場合では、裏ハムラ法では対応できず、表ハムラ法や経結膜脱脂法+皮膚切除法が適応される可能性が高いです。
このように、お客様の現在の状態によっては希望の方法でクマ取りを受けられないことがあります。
この場合では、医師から手術や施術内容の提案がありますので、まずは提案に耳を傾けて、クマ取りを受ける方向で検討を進めてみると良いでしょう。

photo

失敗しないように丁寧に行っているクマ取りの症例写真

裏ハムラのクマ取りの症例写真
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
クマ取りの1か月後の症例
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
クマ取りの症例写真
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
目の全方向拡大とクマ取りの症例写真
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
クマ取りの1か月後の症例写真
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。

eクリニック 福岡院ではクマ取り整形を積極的に行っています。失敗しないように丁寧に対応しています。クマ取りの症例は、インスタグラムで多数公開しています。ぜひチェックしてみてください。

福岡院院長のインスタグラムのバナー

クマ取りの症例写真がいっぱい。福岡院院長のインスタグラムはコチラ⇒

summary

失敗しないためのクマ取り整形ならeクリニック福岡院

クマ取り・目の下のたるみ取りのバナー

クマ取りの手術を受ける方は最近では20代や30代の方が増えています。また、男性の方でも受ける方が多いです。

eクリニック福岡院ではクマ取り整形の施術を積極的に行っています。失敗しないように丁寧に行っています。

eクリニック福岡院は博多駅から10分にある博多ビジネススクエアの4階にあります。2023年オープンの綺麗な美容外科です。

眼窩縁には大事な神経や筋肉があり、修正はリスクが上がるのでハムラ法など剥離を伴うオペは一度でしっかり決めるのが鉄則です。

クマ取りに迷ったら、まずは当院の美容外科医によるカウンセリングをご利用ください。

LINEで予約する

Related Column 関連コラム