クマ取りの脂肪注入はすぐに回復しない?経過をご紹介

目の下のクマ取りをした20代の女性のイメージ

脂肪注入は、クマ取りの手術や施術のサポート役を果たす人気の施術です。また、「脂肪を注入するだけ」という部分だけを切り取って考えると、脂肪注入はお手軽に受けられる施術のように感じるかもしれません。しかし、脂肪注入は思っている以上にデリケートな施術で、簡単に回復するものではないのです。
こちらのコラムでは、脂肪注入後の回復に時間がかかる理由や、回復の経過についてご紹介しています。

福岡のクマ取りの詳細

reason

クマ取りの脂肪注入は回復が遅い?その理由とは

クマ取りの脂肪注入は、ハムラ法や裏ハムラ法など、代表的なクマ取りのサポートを果たす役割を持っています。
そのため、ハムラ法や裏ハムラ法と同時に行う美容外科は多いのですが、脂肪注入を併用することで、クマ取りの際に生じる内出血や腫れなどのダウンタイムの回復が遅れることがあるのです。
それではまず、クマ取りの脂肪注入で回復が遅れる可能性がある理由からご紹介しましょう。また、こちらの動画では分かり易く、クマ取りのダウンタイムについて症例を交えながら経結膜脱脂や脂肪注入、裏ハムラなど術式別に医師が解説しています。

注入する脂肪はなかなか組織に馴染まない?

クマ取りの脂肪注入に使用する脂肪はお客様ご自身の脂肪で、採取場所はおもに太ももとなります。
そして、場合により採取した脂肪をナノファットという形に加工して、さらに取り出した幹細胞を注入する事になりますが、ここでひとつ、知っておいていただきたい問題点があるのです。
それは、太ももから採取した脂肪は、もともとクマ部分にある脂肪とは性質が異なるため、注入後しばらくの間は組織に馴染まない可能性があります。

クマ取りの脂肪注入は、注入したすべての脂肪が生着することはなく、注入した脂肪の40~50%は時間をかけて体内に吸収されてしまいます。
つまり、注入部分に残る脂肪は、個人差によりますが、注入量の50~60%だということです。
そして、吸収される分を考慮して多めに注入することが多いのですが、多めの量の脂肪を注入することで、いつもにはなかった違和感を覚える可能性があります。
たとえば、術後しばらくの間、目の下がふくらんでいるように感じたり、異物感を感じたりするというのがその例です。
生着率については、以下でもご紹介しています。

他の手術や施術との併用で回復が遅れることも

クマ取りには、まぶたの裏側から眼窩脂肪を切除する「経結膜脱脂」や眼窩脂肪を再配置する「ハムラ法」、たるんだ皮膚を取り除く「皮膚切除」があります。
そして、これらのいずれかのクマ取りと脂肪注入を併用した場合では、脂肪注入のみのクマ取りよりもダウンタイムが長引く可能性があります。
というのは、脂肪注入のみであれば、ダメージを受けるのは注入部分のみに留まりますが、他のクマ取りと併用した場合では、手を加えた部分すべての組織がダメージを受けることになります。
つまり、ダメージを受けた組織が多ければ多いほど、回復期間が長引く可能性があるということです。

脂肪注入を受けるためには脂肪吸引が必要

脂肪注入を受けるためには、注入用の脂肪を確保しなければなりません。
ここで持ち上がる問題が、注入用の脂肪はお客様ご自身から採取する必要があるということです。
つまり、事前に脂肪吸引を受けておく必要があるということで、脂肪吸引部分が負ったダメージの回復期間も必要になるということなのです。
脂肪注入に使用する脂肪は大量には必要ありませんので、脂肪吸引手術のように大掛かりな手術にはなりません。

とはいえ、体内にある脂肪を医療器具で吸引するのですから、多少なりとも組織はダメージを負うことになります。
クマ取りの脂肪注入を受けようとお考えなら、事前に脂肪吸引が必要になることも頭に入れた上で、検討を進める必要があります。

福岡院のクマ取りの詳細

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クマ取りの脂肪注入・回復の経過について

クマ取りの脂肪注入では、脂肪注入だけでなく脂肪吸引の回復についても知っておかなくてはなりません。
それでは、脂肪注入後と脂肪吸引後に分けて、回復の経過を見ていきましょう。

脂肪注入の回復の経過

脂肪注入では、注入した脂肪が組織に馴染むまではこれまでになかった症状が現れることがあります。

脂肪注入当日~3日目

脂肪注入当日から3日目までは、強い腫れや内出血が見られることがあります。
腫れや内出血は、脂肪注入当日よりも2日目、3日目のほうが強く現れることが多い傾向にあります。
このような腫れや内出血は、注入する医療器具による刺激や、脂肪を注入した刺激によって見られるものですので、強めに症状が現れたとしても心配はありません。

脂肪注入4日目~7日目

腫れに関しては、術後3日目にピークを迎え、4日目からは急速に引き始めます。
一方内出血に関してもピークは3日目となりますが、内出血は急には引かず、赤紫色から黄色っぽく変化し、やがて元の肌色に戻るという経過をたどります。

脂肪注入8日目~21日目

目の下の脂肪注入の3週間後の症例

目立った腫れはほぼ引き、内出血が黄色っぽく変化し始める頃です。
そのため、内出血はまだ目立つ状態ですが、この時期になるとフルメイクを行えますので、内出血はメイクで隠せるようになります。
つまり、脂肪注入前と同様の生活に戻れるということです。

この症例写真は、脂肪注入をしてから3週間後の症例です。腫れや内出血がほとんどないことが分かります。

脂肪吸引の回復の経過

クマ取りの脂肪注入では少量の脂肪を使用するため、通常の脂肪吸引手術のように大量の脂肪を吸引することはありません。
とはいえ、脂肪細胞を吸引する以上、皮下組織はダメージを負うことになります。

脂肪吸引当日~3日目

脂肪吸引では、吸引当日よりも2日目、3日目に強い腫れや内出血が見られるケースが多いです。
腫れや内出血の度合いについては、お客様の体質や脂肪の吸引量などの条件によって異なりますが、吸引後3日目までは強い腫れや内出血が出やすいと考えておく必要があります。
また、脂肪吸引では、麻酔が切れた段階でやや強い筋肉痛のような鈍痛が現れることがありますが、処方薬の痛み止めを内服することで緩和できます。
なお、脂肪注入に使用する脂肪は太ももやお腹など、皮下脂肪が多い場所から採取することになりますが、吸引した場所だけでなく、その周囲にも腫れや内出血、痛みが広がることがあります。

脂肪吸引4日目~7日目

4日目~7日目では、まだ目立った腫れや内出血が見られ、これらが治る段階ではありません。
しかし、皮下組織は毎日確実に修復されていますので、目立つ腫れや内出血がなかなか引かなかったとしても、焦らずに回復を待つ姿勢が大切です。

脂肪吸引8日目~14日目

腫れはかなり引きますが、内出血は黄色っぽく変化し始め、まだ目立つ状態です。
また、この時期になると痛みはほとんど感じなくなりますので、吸引前と同様の生活に戻れます。

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downtime

クマ取りの脂肪注入のダウンタイム後について

クマ取りの脂肪注入や脂肪吸引後には、術後1週間程度は入浴や運動、飲酒を控えてください。
これらの行動は血行の促進につながり、回復期間を長引かせる原因になりますので、十分な注意が必要です。
また、これら生活の中での注意事項だけでなく、以下の点についても知っておいてください。

ダインタイム終了=完成形ではない

クマ取り後の回復期間はダウンタイムと呼ばれ、脂肪注入、脂肪吸引ともに術後2週間程度で終了すると考えられています。
しかしここで勘違いしてはいけないのが、「ダウンタイム終了=完成形ではない」ということです。
目立った腫れや内出血が引くと、気持ち的にかなり安心するでしょう。
しかし、目の下に注入した脂肪は、ダウンタイム終了時点ではまだ組織馴染んでいない状態です。
つまり、患部に刺激を与えてしまうと、仕上がりに悪影響が及ぶ可能性が否定できないということなのです。

見た目の腫れや内出血が治まると、それで完成形に仕上がったように感じることがありますが、実際には、皮下組織はまだ回復段階にあります。
なお、注入した脂肪が組織と馴染んで完成形になるまでには、約3カ月かかるとされているのです。
特に、強めのマッサージをしてしまうと、注入した脂肪が生着しにくくなるなどのトラブルに見舞われるリスクが高まります。
そしてそうならないためには、術後3カ月間はマッサージを控え、洗顔時やメイク時にもなるべく患部に刺激を与えないように注意することが大切です。

しこりに気付いたら美容外科に相談

目の下の脂肪注入はしこりができてしまう説明

クマ取りの脂肪注入では、一カ所に大量の脂肪を注入してしまうと、生着せずに壊死した脂肪が塊となり、しこりを形成してしまうことがあります。
脂肪注入後にしこりができる確率は決して高いとはいえませんが、万が一しこりができてしまった場合では、摘出手術などでの対応となる可能性が高いです。
なお、術後3カ月以内(完成形前)であれば、どこかのタイミングでしこりのような硬さを感じることがありますが、3カ月以降になってしこりがなくなったのであれば、何もする必要はありません。
そして、ここで考えていただきたいのは、注入する脂肪の注入量をしっかりと把握した医師に施術を任せることが大切だということです。



脂肪注入後にできるしこりの原因は、一カ所に大量の脂肪を注入するという点にありますので、適量を熟知した医師に施術を任せれば、しこりのリスクを軽減できるでしょう。医師が適切な量を注入しても体質によってしこりができてしまう場合が稀にある事も事前に知っておくと良いでしょう。
なお、クマ取りの脂肪注入では、やや多めの脂肪を注入しますが、それは生着率を考慮してのことです。
生着率については以下でもご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

注入した脂肪の生着率について

目の下の脂肪注入は将来的に減ってしまう説明

上記では、注入した脂肪の生着率について触れました。
実は、クマ取りの脂肪注入では、注入した脂肪がそのままクマ部分に残ることはなく、注入した量の半分程度は体内に吸収されてしまいます。
そして、体内に吸収されずに残った脂肪は、生着した脂肪として、半永久的に形状を維持できるのです。


そのような理由から、クマ取りの脂肪注入では、やや多めの脂肪を注入することになりますが、その加減は難しく、失敗も珍しくありません。
つまり、注入する脂肪の量や位置を熟知した医師に施術を任せることが何よりも大切だということです。
クマ取りの脂肪注入が得意な医師は、美容外科の口コミサイトや美容外科の公式サイトから確認できますので、ぜひ参考にしてください。

福岡院のクマ取りの詳細

photo

クマ取りの症例写真

【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
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裏ハムラのクマ取りの症例写真
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
クマ取りの1か月後の症例
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
クマ取りの症例写真
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
目の全方向拡大とクマ取りの症例写真
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
クマ取りの1か月後の症例写真
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。
【リスク・副作用】むくみ・内出血・目元の熱感などを生じることがあります。リスク副作用に配慮して丁寧に手術を行います。

eクリニック 福岡院ではクマ取りの脂肪注入を積極的に行っています。しこりや術後の腫れや内出血に配慮して丁寧に手術をしています。クマ取りの脂肪注入の症例は、インスタグラムで多数公開しています。ぜひチェックしてみてください。

福岡院院長のインスタグラムのバナー

クマ取りの症例写真がいっぱい。福岡院院長のインスタグラムはコチラ⇒

summary

クマ取りの脂肪注入ならeクリニック福岡院

イークリニック福岡の外観

クマ取りの脂肪注入をお考えなら、eクリニックも選択肢の一つです。eクリニックでは脂肪注入をはじめ、ハムラや経結膜脱脂など目の下の美容整形の症例が多数あります。修正手術も積極的に行っています。カウンセリングは丁寧に行っていますので、福岡でクマ取りの美容外科選びに迷ったらぜひ当院にお越しください。eクリニック福岡院は博多駅から10分にある博多ビジネススクエアの4階にあります。2023年オープンの綺麗な美容外科です。

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